wash up, run aground 海辺に関連する表現
今日は少し悲しいニュースから海辺に関連する表現を紹介します。
"モーリシャスで18頭のカズハゴンドウクジラが浜辺に打ち上げられる"
先日のオイル流出事故と関連があるかは、今後の解剖結果を待たないと断定はできないとのことですが時期が時期だけに偶然とは思いづらいですね・・・
これ以上影響が広がらなければいいのですが・・・
さてこの記事には海辺に関連する表現がいくつか出てきました。
まずはこちら。
Eighteen melon-headed whales washed up on the shores of Mauritius on Wednesday, the country’s fisheries minister said, dismissing any link to a devastating oil spill earlier this month.
wash upは波に洗い流されるイメージから「海辺に打ち上げられる」という意味で使われる句動詞です。クジラは打ち上げられると自力では戻れないので、18頭すべて亡くなったようですね・・・
ただ、センシティブな話題なのでモーリシャスの水産庁は現時点での流出事故との関連づけることは避けています。どうも魚の群れをおいかける過程でサンゴ礁に迷い込んでしまうと、クジラはパニックに陥ってサンゴに体当たりして衰弱してしまうのだとか。2005年にも同様に70頭ものクジラが打ち上げられる事件が発生したそうです。
続いての表現はこちら。
Initial reports suggest no major damage to the ocean floor or coral reef, however the remaining wreck is still grinding against the reef where it ran aground.
run/go agroundで座礁するという意味です。agroundはrunかgoのコロケーションでのみ使われるのでセットで覚えておきましょう。(船が)陸の上を走るので座礁。
ちなみに引用文中のgrindingは困難な状況において、改善の見込みがないことを表す形容詞です。小麦が挽き臼ですり潰され続ける状況を思い浮かべるとなんとなくイメージつくでしょうか?笑
さて今回の学習はここまで
モーリシャスの流出事故は日本人として心が痛みますね・・・
微力ながらEco Sud Muaritiusという団体のクラウドファンディングに寄付しました。